こんにちは サイト責任者のtakaです。
4年前になりますが、DIYで芝生の庭をタイルに変更しました。過去の写真を見ながらふと、この時は大変だったなぁと思いだしました。
自分でどうにかしたいと思いインターネットでいろいろ調べましたが、ほとんど情報がなく業者さんや個人のブログを片っ端から調べた記憶があります。
なぜ情報がないのか・・理由は以下2点ではないかと思います。
・そもそも自分でやる人が少ない
・記録を残していない
私自身、その時にブログをやっていたわけではないので、元の状態と変更後の状態を確認するために写真が残っていただけにすぎません。
当時はかなり苦労したので、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないと思い、記事にすることにしました。今回は2018年5月5日の記録と2022年5月5日の現状をお伝えします。
芝生からタイルに変更しようと思った理由
家を購入した当初は車が1台と自転車が置けるスペースがあればいいと思っていたので、特に問題ないと思っていました。しかし、数年たってみると予想以上に手入れが大変で、芝生の手入れ、木の伐採でかなりのストレスを感じるようになりました。
しかも、芝生の部分に自転車を置くとスタンドが土に食い込んで倒れてしまうのです。
これはどうにかしなくては、と庭のリフォームについて調べる事に。
業者さんに頼むか自分でやるか
業者さんにお願いするのも一つの選択肢だと思います。業者さんにお願いしたほうが仕上がりもきれいですし、短時間でできるかもしれません。
我が家の場合は将来的にまた変更ができるようにしておきたかったので、簡単に取り外せるタイルを置くだけの方法にしました。
以下の写真が変更前の状態です。少し木も伐採した後なのですっきりしていますが、手入れをしないと枝が地面についてしまいます。予想以上に木の成長が早く、ちょっと手に負えないなと感じました。
リフォームの手順
芝生をはがす
芝生を撤去するのは思っていた以上に大変でした。芝生も根を張っているので、雑草のように根元から抜いていきます。
あまりにも大変なので途中でやり方を変更しました。土がついたままはがし、乾燥したら土をふるい落とし、土と芝生を分別し、土はまた元に戻して再利用しました。
木の枝を切り落とす
同時進行で木の枝も切り落とします。ずっとしゃがんでいると腰が痛くなるので、時々立ち上がって違う作業をしました。
木の幹を切る
木の根元をのこぎりで切った後、周辺の土を掘り起こし根も取り除きます。かなり広範囲に根を張っているので、できる範囲で大丈夫ではないかと思います。
※場所によってはガスや水道の配管が通っている場合があるので、土を掘り起こす際は慎重に進めましょう。図面があれば事前に確認しておきます。
土をたいらにならし固める
写真が残っていなかったので、少しだけ見えている写真を掲載します。土の部分が平らになっていますが、芝生をはがした後地面がでこぼこになり土も足りなかったので、市販の土を購入し平らになるように全体にまきました。
記憶があいまいですが、20キロぐらいある土を5袋ぐらい使ったような気がします。
平らになるように全体にひろげ、安定するように土を固めます。専用の機械や道具もあるようなのですが、一回しか使わないものを購入するのも勿体ないので、家にあるもので代用できそうでしたら代用してください。
防草シートを敷き詰める 使用したシート:デュポンザバーン
地面をしっかり固めたあと、一面に防草シートを敷き詰めます。
当時調べた防草シート、除草シートの中で一番長持ちしそうなザバーンという防草シートを購入しました。メーカーの情報によると10年は交換しなくても大丈夫との事。その分他の除草シートにくらべると価格も高めでした。
ただ、ここは妥協しないほうがいいと思い、1m幅を10m購入しました。
釘も20本ついているので、重なった部分に等間隔で釘を打ち込み綺麗に敷く事が出来ました。生地に厚みがあるので、敷くだけで地面が安定したのはありがたかったです。
タイルを敷き詰める
後は好みのタイルを敷き詰めるだけなのですが・・
同じ種類のタイルが手に入らず、途中で色を変更する事になってしまいました。
タイル(正式名称はジョイントスクエア)はホームセンターで1枚1200円前後だったのですが、結構な枚数を使うので、費用のほとんどはこのタイル代になります。30枚~35枚ぐらい使用しました。サイズの調整が必要な時はハサミで紐を切ると分解できるので、土地のサイズに合わせて調整できます。
タイルとタイルの隙間に小石を敷き詰めて、見栄えを良くしてずれを防止します。
完成!!
1週間ぐらいかかりましたが、素人にしてはまあまあ良く出来たのではないでしょうか?
かかった費用も5~6万円ぐらいだったので、業者さんにお願いするよりだいぶ節約出来ました。この状態で本当に10年持つのか気になりますね。
4年後の状態 2022年5月5日
防草シートを敷いてからちょうど4年が経ちました。防草シートと言っても全くメンテナンスが不要なわけではありません。時々、シートとタイルの間から生えてくる雑草を抜くぐらいは必要になります。
タイルの下にしっかり根を張ってしまう雑草が出てきたので、一度タイルを全てはずし、雑草の根を取り除きましたが、シート自体は全く問題が無くあと5年は余裕で使えそうです。
ほとんどメンテナンスもしていなかったのでタイルはだいぶ汚れてしまいましたが、ほぼ自転車とタイヤの保管のみなので十分です。
まとめ
4年前にDIYで自転車置き場を作りましたが、今でも十分使えているので満足しています。個人的には土の上に敷く除草シートや防草シートは少し高くてもいいものを使ったほうが結果的にコストは抑えられると思います。
芝生からタイルに変更した手順のまとめになります。
1.芝生をはがす
2.木の枝を切り落とす
3.木の幹を切る
4.土をたいらにならし固める
5.防草シートを敷き詰める 使用したシート:デュポンザバーン
6.タイルを敷き詰める
7.完成!!
6年後、この庭と我が家はどうなっているのか今から楽しみです。
作業の際はけがをしないように気を付けてください。こちらは経験を元に個人的に記事にしたものですので、参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。
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